'02/11/30(土)
●気になったこと
 ○ヤーコン(の地上部)が枯れ始めた。
 ○小松菜の収穫が始まったらしい。
 ○12/25播種の法蓮草がだいぶ大きくなった(10cm位に)。
 ○大根もだいぶ太くなった。
●作業はキャベツのコンポストマルチ(堆肥のマルチ)の撒き直し。
、、、キャベツ定植の普段の作業は「定植→堆肥をマルチとして敷き詰める」だが、今回のキャベツは「堆肥をマルチとして敷き詰める→定植」だった。それが終わった後の状態は所々土が見えていた。堆肥の量が少なかったのか、敷き詰めてから定植したので定植作業中足でかき回してしまったからなのか、とにかく、そんな状態で私の目からは「秋冬とは言ってもだいぶ草がでそうな、、、」ってな感じだった。で、やっぱりどうにかしなければならないくらい草がでてしまって、それで今回「除草して堆肥マルチの播き直し」となった。
、、、でも反面、「堆肥を全面に撒いてからの定植の方が作業が楽みたい」って泊まり込みの研修生が言ってもいた。
、、、それから、「除草」に関してであるが「生のものは畑に直接入れない」が大平農園の流儀で、除草した草は全て取り除いて堆肥の材料行きになる。、、、と言う事で、「緑肥」と言うものについても聞いてみたところ、はっきりマイナスイメージだった。
、、、私は「緑肥」についてプラスともマイナスとも思わないが、少なくともマイナスだとは思わない。、、、が、そういう事ではなく、おとうさん(やおかあさん)にははっきりとした自分のやり方がある。で、私がとにかく質問すると、自分のやり方、考え、知らない時は「知らない」と、自分の経験からそれが一番と思う事にはそのように、農家の長年のやり方はそのように、、、と、はっきり、筋が通ったかたちで返ってくるようにわたしには感じてすごく解り易い。
、、、おとうさんは目と耳がすごく悪いらしく、ゆっくり大きな声で話さないと会話にならない。だがら一見、「大丈夫?」って思うけど、それは会話だけで、おとうさんの頭の中はすっきりはっきりしていて私達の知らないたくさん引き出しがあるようだ。
、、、また、おかあさんも、畑には出ないのに、おとうさんと同じくたくさんの未知の引き出し所持者のようである。「さすが大平家!」ってな感じか。

これ→が大平農園の源、堆肥場。ブルーシートの掛かった部分が大平農園的完熟堆肥。左のオレンジシートが掛かった部分が未熟堆肥。中央の洗濯機はそ れで、銀杏をあらってた。洗濯機の奥が植木屋さんが持ってきた剪定くずを粉砕したもの。白いのは豆腐屋さんの持ってきたオカラ。これがある程度たまったら適度に踏んで押し潰し、水を適度に撒き、発酵開始。木の下あたりには植木屋さんが持ってきた剪定くず。シートは雨が降りそうな時など、過湿になりそうな時にかけているとのこと。

ここは植木やらみかんやらぶどうやらがある。、、、主力の生産の場ではないようす。とりあえず、中央奥に苺と中国大根が少しある。中央の山はそのために使った堆肥の残りみたい。白いのは通りすがりの猫。

これが苺と中国大根少し。

大平農園で自家採種している「八丈オクラ」。

大平家のでっかいイチョウ。下から上に向かって撮ってみた。よく見ると銀杏がたくさんなってるんです。、、、おそろしい。銀杏通によると美味しいとか。、、、でも、私には銀杏の良し悪しは全然わからん。だいたい、私的には食べれるけど食べなくても生きていける。

現在のハウス内。苗床6つにはこの秋の落ち葉が入っているんです。ハウス奥行き(私の足で)32歩。

○値段、、、卵、米、りんごは他の農家から。


また来週